里帰りしない出産の心得 > 食事の手配

産婦(ママ)の食事

出産後のママは、体力を回復するためにも、母乳を出すためにも、栄養のある食事を取りたいものです。

しかし、産院から自宅に帰ってくると、昼夜を問わず泣いてお乳をほしがったり、オムツ替えを要求する赤ちゃんとの生活が待っています。そこで、

  • すぐに食べられる食べ物
  • 片手でも食べられる食べ物(この際お行儀は無視です)
  • 横になったままでも食べられる食べ物

が必要になってきます。また、産後のママに冷えは禁物なので、温かい食べ物だとなおいいです。

家族(パパ・子供)の食事

普段ママの手作りの食品にこだわっているとしても、産褥期はいわば非常事態ですから、1ヶ月間だけと割り切って、こだわりは捨てましょう。家族にもこだわりは捨ててもらいましょう。

宅配弁当や冷凍食品等レンジで暖めるだけ・湯煎するだけの食品を食べてもらう、(1人目の出産で上のお子さんが居ないなら)会社帰りにコンビニ弁当を買ってきて食べてもらうという場合が多いようです。

妊娠中期まで〜宅配業者の下調べをしましょう

出産後、ママは約1ヶ月間はなるべく寝たきりで過ごすことになるため、買い物に行くことはできません。自分で行けると思っても、行かないほうがいいです。産後1ヶ月未満のママは回復期の病人みたいなものですし、新生児は抵抗力が弱いものです。どんな菌を持った人がいるかわからない人ごみに行くのはやめましょう。

というわけで、里帰りしない出産に宅配業者は必須になります。(パパが育児休暇を1ヶ月取ることができる場合、パパが比較的早い時間にスーパー等で買い物をして帰ってくることができる場合は、それほど必要性がないかもしれません。)

また、産褥期が過ぎて床上げした後も、赤ちゃんを連れて買い物に行き、重い荷物(お米・調味料・牛乳・卵…どう考えても無理です)を持って帰ってくるのは当分無理ですから、産褥期が終わっても宅配業者は重宝します。目安として、大体1年ぐらいはよく使うことになると思います。

お住まいの地域に宅配してくれる業者を探し、送料・支払い方法・配達日・配達時間・注文について(予約は必要かどうか・即日配達してくれるのか等)よく下調べをしておきましょう。

臨月になったら〜実際に宅配業者を使ってみましょう

臨月に入ったら、下調べしておいた宅配業者を、一度実際に使ってみましょう。

実際に使ってみると、商品の内容や質がわかりますし、使い勝手もわかります。思いがけない欠点があって使えないことがわかることもあれば、意外なメリットが見つかることもあります。

それに、臨月に入ると買い物に出かけるのも大変ですから、利用できるものは利用する癖をつけるためにも、ピックアップしておいた宅配サービスは、一通り使ってみるのがいいでしょう。

臨月になったら〜冷凍おかずを作り置きしましょう

宅配弁当や冷凍食品があると言っても、味が口に合わないこともあります。また、母乳のママは、冷凍食品の添加物などがどうしても気になってしまうこともあるでしょう(出産前が気にならなかった小さなことが、気になって仕方ないのも産後の精神状態の特徴です)。

そこで、臨月に入ったら、産後の自分のために、冷凍できるおかずを作って、小分け冷凍しておきましょう。

ちょっとした煮物や、胡麻和えなど、レンジでチンするだけで食べられるものを用意するのがポイントです。

陣痛中〜少しずつでも食べて消耗を最小限にしましょう

2人目以降を出産予定のママさんはご存知だと思いますが、陣痛が長引けば長引くほど、体力を消耗します。疲れ切って食欲も無い状態になってしまいます。

里帰り出産のママなら、出産で体力を使いきってもいいでしょう。しかし、里帰りしないで出産しようとするママは、なるべく体力を温存するべきです。

里帰り出産をしないということは、パパが仕事に行っている時間に赤ちゃんの面倒を見る人はママしかいません。ママが倒れてしまっては元も子も無いのです。

陣痛中は、少しずつでもいいので病院食を食べましょう。普通の食事がどうしても無理なら、動けるうちに売店から何か買ってきてもいいです。とにかく、出産でエネルギーを使い果たさないようにしましょう。

私は、25時間に及ぶ陣痛の間、入院セットに入れておいた牛乳とプリンに救われました。臨月のうちに、陣痛と陣痛の間の短い時間で食べられる物を入院セットに忍ばせておくことをオススメしたいです。

入院中〜食事はしっかり取りましょう

産後は、ダイエットをしたいというママも多いでしょう。しかし、お産を終えたばかりのママの体は大怪我からの回復期と同じ状態なのだということを忘れないでほしいと思います。

産科の病棟は比較的規則が緩く、お見舞いで頂いた食べ物や売店で買った食べ物を食べてもうるさく言われない産院が多いです。病院食はもちろん、食べすぎにならない程度に、栄養のある食べ物を採りましょう。(規則が厳しく持込禁止の産院もありますし、妊娠中毒症があったママは医師・助産師の指示に従ってください)


ダイエットは赤ちゃんの状態が落ち着く3ヶ月頃からでもできます。むしろ、里帰り出産をせずに自宅で頑張ったママや完全母乳のママは産前より痩せてしまう人もいるようです。

入院中は、体型を気にするよりも、まず体力回復・温存に全力を注いでください。